
皆さんこんにちは!
埼玉県さいたま市を拠点にエアコン・空調工事一式を行っている
株式会社西本工業、更新担当の富山です。
本日は 「エアコン工事雑学講座」第2回目。テーマは **「エアコンの種類と選び方」**です。
近年、エアコンの種類はますます多様化し、住宅・オフィス・店舗・施設など、それぞれの環境に最適なタイプが求められています。
「どのエアコンを選べばいいの?」「家庭用と業務用、どう違うの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回は、エアコンの代表的な種類と特徴、選ぶ際のポイントを詳しく解説します。
エアコンを選ぶうえで重要なのは、設置場所・用途・デザイン性・省エネ性能です。
ここからは、代表的なタイプをご紹介します。
特徴
最も普及しているタイプで、住宅のリビングや寝室に多く採用。
コンパクトで設置スペースを取らず、工事も比較的容易。
近年はデザイン性が向上し、インテリアになじむカラーや形状も増えています。
メリット
設置コストが抑えられる
省エネ性能が高いモデルが豊富
フィルター自動掃除機能や空気清浄機能付きなど、多機能モデルも多数
選び方のポイント
部屋の広さに適した能力(畳数対応)を確認
冬も使うなら暖房性能に注目
静音性や電気代を重視するなら、省エネ基準クリアのモデルがおすすめ
特徴
天井に埋め込むタイプで、室内がスッキリ見える。
風を四方向に送れるため、広い空間を均一に快適にできます。
主にオフィス、店舗、飲食店、ホテルなどに採用。
メリット
視覚的にスッキリ、空間を有効活用
大空間に対応できる高い冷暖房能力
注意点
設置には天井裏のスペースが必要
工事費が壁掛けタイプより高くなる傾向あり
特徴
床に直接置くタイプで、天井が低い空間や窓下などに設置。
足元から温風・冷風を出せるため、冷え性対策や高齢者施設に向いています。
メリット
冬の暖房効率が高い(足元から温風)
天井にスペースがない場合でも設置可能
選び方のポイント
設置スペースを確保できるか
ペットや子どもがいる場合は安全対策も考慮
特徴
商業施設やオフィス、工場など、広い空間で使用されるタイプ。
天井吊り型・ダクト型・壁掛け型などバリエーション豊富。
温度ムラを減らすための大風量・高効率運転が可能。
メリット
広範囲を効率的に冷暖房
大規模施設に合わせた設計ができる
注意点
専門業者による施工が必須
メンテナンス契約を推奨(長期運用で省エネ・安全性UP)
どのエアコンを選ぶかは、以下のポイントを押さえると失敗しません。
✅ ① 部屋の広さと用途
6畳、8畳、10畳以上など、畳数に合った能力を選ぶことが大前提。
✅ ② 省エネ性能
年間電気代に大きな差が出るため、省エネラベルやAPF値をチェック。
✅ ③ 設置環境
天井高や家具の配置、直射日光の影響を考慮。
マンションなら配管スペースやベランダの室外機設置場所も確認。
✅ ④ 機能性
フィルター自動清掃、空気清浄機能、Wi-Fi対応など、ライフスタイルに合わせて。
✅ ⑤ メンテナンス性
掃除のしやすさ、フィルター交換のしやすさも重要。
「どのエアコンを選ぶか」だけでなく、「どう取り付けるか」も重要です。
設置位置によって冷暖房効率が変わる
配管の処理が甘いとガス漏れや水漏れのリスク
専用回路の有無や電源工事が必要な場合あり
つまり、最適なエアコン選び+正しい工事=快適な空間づくりとなります。
エアコンは、ただ「涼しく・暖かくする」だけの機械ではありません。
選び方ひとつで、省エネ効果、快適性、ランニングコストが大きく変わります。
目的や環境に合った機種を選び、信頼できるプロに設置を任せることが、長く快適な暮らしの第一歩です。
次回もお楽しみに!
株式会社西本工業では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
埼玉県さいたま市を拠点にエアコン・空調工事一式を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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皆さんこんにちは!
埼玉県さいたま市を拠点にエアコン・空調工事一式を行っている
株式会社西本工業、更新担当の富山です。
暑さ厳しい折、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
現場も気温に負けず、元気に稼働中です!
今月からブログ更新頑張っていきます!
本日から始まる 「エアコン工事雑学講座」シリーズ。
記念すべき第1回目のテーマは、**「エアコン工事とは?快適空間づくりのための基礎知識」**です。
エアコンは、今や私たちの暮らしに欠かせない存在。
しかし、「エアコン工事ってどんなことをしているの?」と聞かれると、意外と詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
実は、この工事の質がエアコンの性能・電気代・寿命に大きく関わっているんです!
今回は、エアコン工事の基本的な内容と、その重要性をしっかり解説していきます。
エアコン工事は、単なる取り付け作業ではありません。
**「快適な空間を実現するための総合的な施工」**です。
室内機・室外機の設置
冷媒配管の施工
ドレン管(排水)の設置
電源工事
動作確認
これらが正しく行われなければ、どんなに高性能なエアコンでも本来の力を発揮できません。
**「どこに付けるか」**で、快適性も電気代も大きく変わります。
部屋全体に風が行き渡る位置
家具やカーテンに風が遮られないようにするのが基本。
直射日光が当たらない場所
直射日光は室内機に負荷をかけ、消費電力が増える原因になります。
湿度の高い場所を避ける
結露やカビのリスクを減らし、長寿命化にもつながります。
ワンポイント!
最近は、気流制御技術が進化したモデルも増えていますが、それでも設置環境の影響は大きいです。
工事のプロは間取りや窓の位置を見て、ベストな場所を提案します。
エアコンの性能を支えるのが冷媒配管とドレン管です。
冷媒配管
エアコンの心臓部ともいえる冷媒を循環させる管。
接続部が甘いと冷媒ガスが漏れ、効きが悪くなり、修理費が高額になることも。
ドレン管
エアコン内部で発生した水(結露)を外へ排出するための管。
勾配や固定が不十分だと水漏れの原因になります。
ここがしっかり施工されていないと、水漏れ・効率低下・故障のトラブルが多発します。
エアコン工事には電気工事の知識が欠かせません。
専用回路を設ける
エアコンは消費電力が大きいため、専用のブレーカー回路が必要です。
電圧・容量の確認
100Vタイプか200Vタイプかを間違えると、故障や火災の原因に。
アース線の取り付け
漏電や感電事故を防ぐための重要な安全対策です。
この部分を軽視すると、火災や感電など重大な事故につながります。
だからこそ、国家資格である「電気工事士」の技術が求められるのです。
「ネットで買ったエアコン、自分で取り付けたら安く済むのでは?」
そう思う方もいますが、DIYでの施工はリスクが高すぎます。
冷媒ガスの漏れ → 冷暖房効率ダウン+修理高額
配管ミス → 室内に水漏れ
電源接続不良 → 感電・火災の危険
結果的に、プロに依頼した方が安心でコスパも良いことがほとんどです。
エアコン工事は、「ただ付けるだけ」ではなく、快適・省エネ・安全を支える重要な仕事です。
設置位置、配管、電源接続、どれか一つでも疎かにすると、トラブルや高額な修理費用を招きます。
正しい施工で、エアコンは本来の性能を発揮し、長く快適な空間を保ってくれます。
「見えない部分こそプロの技」――これがエアコン工事の本質です。
次回もお楽しみに!
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